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【地域本】地域批評シリーズ26 これでいいのか栃木県
商品コード: 9784896378009

【地域本】地域批評シリーズ26 これでいいのか栃木県

¥1,012 税込
著:鈴木士郎、岡島慎二

ポテンシャルだけは北関東一!? 地味〜な栃木の地味〜な生き方

世界遺産の日光もある関東屈指の観光県の栃木県ですが、知名度は今ひとつ。その原因がどこにあるのか、県民性とともに探ります。


「日本一影の薄い県」。
全国には鳥取県や島根県など地味でマイナーな県は少なからずあるが、栃木県はそれらの県を差し置き、こんなレッテルを貼られている。
栃木県の一般的な知名度は、東日本はまだしも、西日本となると格段に低い。
西日本の人たちは、栃木県がどんなところで何があるのかよくわかっていないが(というか興味自体ないのだが)、
そもそも彼らにしてみれば、関東の中でも北関東は「空白地帯」のようなもの。
実際、茨城県、栃木県、群馬県の3県がどう並んでいるかさえ知らない人も多く、
そのなかでも存在感の薄さでいったら、どうやら栃木県がピカイチらしい。

 しかしだ。マイナー県とはいえ、栃木県のポテンシャルはやたら高い。関東の内陸型工業地域の中心を担い、農業産出額は全国トップ10に入っている。
日光・那須エリアなど著名な観光スポットを抱え、観光業もすこぶる盛ん。
さらに自然災害が少ないなどなど、実は豊かで暮らしやすい県なのである。

 こうした郷土のすばらしさを当の栃木県民はよく理解している。
けれどもそのことをあまり外にアピールしようとしないのだ。
昔から「守りの栃木」といわれ、県民は出る杭を打たれないよう、郷土を自慢気に主張することを避け、慎ましく生きてきたのである。
そしてそのことが栃木県の存在感を奪っていったともいえる。

 ところが、そんな栃木の「専守防衛」スタイルが近年、変化の兆しを見せ始めている。
世界遺産の日光を筆頭に充実した観光コンテンツを生かし、国内旅行者を増やす取組を強化するとともに、
外国人旅行者を積極的に呼び込み「観光立県」を目指している。
また、県都・宇都宮では長年の懸案だったLRT事業がついに本格始動。
ゼロから路線を新設するというこの計画の実現は、かつての「守りの栃木」では考えられない画期的かつ革新的な出来事である。

 本書は栃木人気質をベースに置きながら、県内各地の特徴や問題点を取り上げ、
さらに守りから攻めに転じつつある現状の記事もふんだんに盛り込んだ。
ページをめくれば、新たな栃木県の真の姿が垣間見えるはずである。

<製品仕様>
書籍サイズ:文庫
ページ数:320
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